Top

 


 顕微鏡デジタルカメラアダプター・接眼レンズの視野と撮影範囲


Q:一眼レフ用アダプター本体に内蔵されるリレーレンズの倍率は何倍でしょうか? 
   
顕微鏡技術と光学技術博士

顕微鏡デジタルカメラアダプター内蔵リレーレンズの倍率に付きましては、デジタルカメラのCCDの大きさ、モニターやプリントの大きさなどで変わりますので、正確な倍率表現が難しい点がありますが、現実的には、接眼レンズで覗いた画像の、どの範囲が撮れるかが重要です。



これらの要素を1つのイメージにまとめました、比較しながら確認して下さい→
顕微鏡視野と一眼レフカメラの撮像範囲
視野数の一般的見方
接眼レンズの倍率と視野数
オリンパス実体顕微鏡接眼レンズ
<GSWH10X/22>を例にすると
GSWH」は接眼レンズの品名
10X」は倍率(この場合10倍)
22」が視野数でφ22mm
を表しています。
>>視野数一覧表
1 撮影イメージは接眼レンズ・10倍で見える範囲を基準としています。
2 同じ10倍レンズでも、見える範囲は視野数により異なりますので、接眼レンズの視野数を確認下さい。
3 高倍率顕微鏡の視野数は18〜22が主体、実体顕微鏡の視野数は22〜27一般的です。
★ 対物レンズは周辺部ほど解像力の低下や歪みなが生じます。
  当社製品は、撮影範囲を視野の内側になるようにした光学設計で、高画質画像が得られます。







 倍率と計算方法
 ※改良の為変更する場合がございます。

 計算式:

計算例:
使用カメラ:キヤノン EOS Kiss X5
カメラ素子サイズ:22.3×14.9mm (約1.06inch)
液晶モニターサイズ:ワイド3.0型
対応アダプター:NY-1S (1.74倍)
対物レンズ:20倍
液晶画面上表示倍率=20×1.74×(3/1.06)=約98.5倍