1. 励起波長と蛍光波長
- 右図は、EtBr・エチジウムブロマイドを蛍光させるための励起波長(点線・Excitation Wv.)と、それによる蛍光波長(実線・Emission Wv.)の分光特性です。
- 励起のピーク波長は300nmの紫外線ですが、安全性の高い518nm前後の可視光でも、光源が充分強力なら蛍光させることが可能です。

目に負担の多いUV光源に代わり、可視光のLED照明装置が普及してきました。
試薬を励起する効率的な波長を選び、コントラストの高い蛍光画像を得るため、下記をご参考に、より適切な光源とフィルターをお選びください。
※ご不明な点・ご要望などがございましたら、お気軽にご相談ください。
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※SC60は、蛍光観察に不要な光源波長をカットし、蛍光波長のみを透過させるシャープカットフィルターです。
525nm以上を急激にカットするLC525により、バックグラウンドを排除し鮮明なバンドを確認できます。
当社の青緑色LEDトランスイルミネーターは、高性能複合ダイクロイックフィルターLC525を採用しています。
バックグラウンドを完全除去、
ダイクロイックフィルターの効果
お勧め機種 <LED505-TR60W>
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デジタルカメラで撮影すると、縞状のバックグラウンドが写りコントラストが悪くなることがあります。これは、蛍光管から漏れる近赤外光と、カメラのIRカットフィルター性能が要因です。一般的なUV透過フィルターは可視光のほとんどをカットしますが、赤から近赤外は透過します。デジタルカメラの撮像素子は1200nm付近まで感度があり、IRカット性能は機種により異なります。
650nm以上の近赤外をカットする、明室ゲル撮影装置用の多層膜ダイクロイックフィルター「MFC65-52」を用意しています。
UVトランスイルミネーター「MBP-UV312」には、赤外線のほとんどをカットするハイブリッドフィルターが使用されています。
LED光源は波長幅が狭く、励起光源に適していますが、ピーク波長の前後にはある程度のすそ野があります。一般的に試薬の蛍光エネルギーは光源に比べて弱いため、このすそ野がバックグラウンドとなり、蛍光そのものを見えにくくする場合があります。図の蛍光波長特性は最大値を100%とした相対値であり、実際の蛍光は光源に対してかなり低い値です。
EtBr(エチジウムブロマイド)を例に説明します。
LED470/505-TR60Wは60Wクラスの強力な光源です。SC60などで蛍光の短波長側をある程度カットし、長時間露光を行います。複合ダイクロイックフィルターLC525の併用でバックグラウンドを排除できます。
当社の青緑色LEDトランスイルミネーターは、高性能複合ダイクロイックフィルターLC525を採用しています。
バックグラウンドを完全除去、
ダイクロイックフィルターの効果
お勧め機種 <LED505-TR60W>
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