偏光式3D映像システムには、 |
わからニャー? |
3Dメガネの選び方 |
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一般的には、直線偏光式が90%以上です。 乗り物と組合せたり、劇場用3D映画のリアルD式などは円偏光式を使用されています。 観察者が静的環境であれば、単体透過率・直交消光率が高く、価格も安い直線偏光方式がお勧めです。テーマパークの乗り物との複合3Dなどで観察者の頭の角度が左右に触れる場合であれば、円偏光板方式をお勧めいたします。 |
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☆彡以下に直線偏光式と円偏光式の原理を図説しましょう! |
立体視の原理
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右目と左目の視差(ズレ)により、脳内で立体視感覚が構成されます。 2台のカメラで視差のある画像を作り、右目は右目用カメラの画像を、左目は左目用の画像のみ見るようにすれば、立体視が可能になります。 これを偏光板を応用して実現したのが、偏光式3D映像システムです。 |
直線偏光式3D |
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上図の説明 | |
偏光フィルタの吸収軸を互いに直交して重ねると、光は遮断され、互いに平行な場合は光は透過します。 上図のように偏光フィルタを構成することにより、右目は右目用プロジェクタ(=右カメラ)の画像のみ、左目は左目用プロジェクタの画像のみ見る事になり、映像を奥行きのある立体として感じることができます。 |
円偏光式3D |
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上図の説明 | |
右回転と左回転の円偏光フィルターを1/4λ板を内側にして重ねると、光は遮断されます。上図のように円偏光フィルターを構成することにより、右目は右目用プロジェクタ(=右カメラ)の画像のみ、左目は左目プロジェクタの画像のみ見ることになり、映像を奥行きのある 立体として感じることができます。 | |
※円偏光式での注意点 |
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@ A |
プロジェクタからの映像は、スクリーンで反射される際、回転軸が反転します。このため、右目用のプロジェクタ側には、右目とは反対に回転する円偏光板を使用します。 円偏光板は相互の角度が変化しても、遮光が保たれます。 この点が直線偏光式と大きく違う点ですが、構成している直線偏光板の吸収軸が直交する位置が、もっと遮光効率が高くなりますので、ご注意下さい。 |
プロジェクター用偏光板に付いて |
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プロジェクターに使用する直線偏光方式は、耐熱性のある染料系偏光フィルター「MUHD40S」をお勧めします。 また、円偏光方式は、140nmの円偏光板「MCPR」「MCPL」、または 125nmの「CP125R」「CP125L」があります。使用する3Dメガネとの適合性をご確認の上ご使用ください。 | |
さらに耐熱性と平面精度を高めたプロジェクター用ガラスサンド偏光フィルターも用意しています。 高精度の表面研磨加工で博物館の展示用や劇場での3D投影用としてお勧めです。 |
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スクリーンには、3D用シルバースクリーンをご使用ください |
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一般的な白色のスクリーンは、屈折反射の為偏光特性が阻害され、左右画像の分離が出来なくなります。 立体映像用には、偏光が阻害されない表面反射の3D用シルバーのスクリーンを必ずご使用ください。 |
適格請求書発行事業者 登録番号【T5-0300-0105-6637】 |